オリンピックバーを使いこなそう

ボディメイクしたい
先生、オリンピックバーって、どういうものですか? フィットネスでよく聞くんですけど、いまいちよく分からなくて。

パーソナルトレーナー
オリンピックバーとは、重量挙げ競技で使われる、両端に重りをつける長い棒のことだよ。長さは約2.2メートル、重さは20キログラムのものが多い。主に、バーベルスクワットやデッドリフト、ベンチプレスなどの筋力トレーニングで使われているね。

ボディメイクしたい
なるほど。普通のバーベルの棒とは違うんですか?

パーソナルトレーナー
そうだね。オリンピックバーは、普通のバーベルの棒よりも直径が太くて、頑丈にできているんだ。重りをたくさんつけられるようになっているんだよ。また、回転する部分があって、持ち上げたときに手首への負担が少ない工夫もされているよ。
オリンピックバーとは。
重量挙げ競技で使われる、オリンピックリフティング専用の長い棒について説明します。
オリンピックバーとは

オリンピック競技で使われるバーベル、通称オリンピックバーは、重量挙げ競技専用の特別な金属の棒です。正式には重量挙げ競技や力挙げ競技など、オリンピック種目で行われる競技で使われます。この棒は、ただ重い物を持ち上げるためだけの道具ではなく、競技者の安全や記録達成を支えるために、様々な工夫が凝らされています。
まず大きさですが、男性用は長さが2.2メートル、重さが20キログラムと決められています。一方、女性用は長さが2.05メートル、重さが15キログラムと、男性用より少し軽く短くなっています。これは、男女の体格差を考慮し、競技を公平に行うための配慮です。そして、どちらのバーも直径は約5センチで統一されています。
オリンピックバーの両端には、円盤状のおもりを取り付けるための回転する筒状の部分がついています。この回転する仕組みは、持ち上げた際に、おもりの回転による勢いを抑え、手首や肘への負担を和らげる効果があります。数百キログラムもの重りを持ち上げる競技において、手首や肘への負担軽減は、競技者の安全を守る上で非常に重要です。
さらに、バーの表面には、握りやすくするために滑り止め加工が施されています。これはローレット加工と呼ばれ、細かい溝が刻まれています。この加工により、重いバーベルをしっかりと握ることができ、競技中の事故を防ぎます。
オリンピックバーは、高い強度の鋼鉄で作られています。これは、数百キログラムもの重いおもりにも耐えられるように設計されているためです。競技の安全性を確保するためにも、この頑丈さは欠かせません。オリンピックバーは、まさに競技者の力と技を引き出すための、精密な道具と言えるでしょう。
| 項目 | 男性用 | 女性用 |
|---|---|---|
| 長さ | 2.2メートル | 2.05メートル |
| 重さ | 20キログラム | 15キログラム |
| 直径 | 約5センチ | 約5センチ |
| 材質 | 高強度鋼鉄 | 高強度鋼鉄 |
| 特徴 | 両端に回転する筒状部分、滑り止め加工 | 両端に回転する筒状部分、滑り止め加工 |
オリンピックバーの種類

競技で使われる棒状の道具、オリンピックバーにはいくつかの種類があります。大きく分けて、男性用、女性用、そしてトレーニング用があります。
まず、男性用と女性用では長さと重さが違います。男性用は全長2.2メートル、重さ20キログラムなのに対し、女性用は全長2.01メートル、重さ15キログラムです。この違いは、男女の体格差を考慮して設定されています。
さらに、競技の種類によっても適したバーが異なります。重量挙げ競技では、よくしなるバーが使われます。重量挙げでは、 snatch と呼ばれる一気に頭上に持ち上げる動作や、clean & jerk と呼ばれる二段階で頭上に持ち上げる動作が競われます。これらの動作では、バーのしなりを利用することで反動をつけ、より重い重さを持ち上げることができるのです。バーのしなりは、まるで鞭のように力を蓄積し、一気に解放することで、持ち上げる力を助けます。
一方、力比べ競技では、しならない硬いバーが使われます。力比べ競技では、しゃがんで立ち上がる動作、台に寝て重りを持ち上げる動作、床に置いた重りを持ち上げる動作の三種目が行われます。これらの動作では、バーが安定していることが重要です。硬いバーは、重さに負けて曲がってしまうことがなく、安定した姿勢を保つのに役立ちます。これにより、正確な動作を維持し、記録の向上につなげることができます。
最後に、トレーニング用のバーがあります。トレーニング用のバーは、競技用のバーと比べて価格が安いことが多いです。材質や製造方法を工夫することで、価格を抑えながらも十分な性能を実現しています。そのため、これから競技を始めたい人や、気軽に練習したい人にとって、トレーニング用のバーは良い選択肢となります。
| 種類 | 全長 | 重さ | 特徴 | 競技 |
|---|---|---|---|---|
| 男性用 | 2.2メートル | 20キログラム | – | – |
| 女性用 | 2.01メートル | 15キログラム | – | – |
| 重量挙げ用 | – | – | よくしなる | 重量挙げ (snatch, clean & jerk) |
| 力比べ用 | – | – | しならない、硬い | 力比べ (スクワット、ベンチプレス、デッドリフト) |
| トレーニング用 | – | – | 価格が安い | – |
オリンピックバーの選び方

重量挙げに使う棒、オリンピックバーを選ぶ際には、いくつかの大切な点に気を付けなければなりません。まず第一に、自分がどのような種目を行うのかを考え、それに合った棒を選ぶことが重要です。大きく分けて、重量挙げと力挙げの二つの種目があり、それぞれに適した棒の特徴が違います。
重量挙げでは、バーベルを頭上に挙げる動作が多く、棒がしなることで挙上動作を補助してくれるため、しなりのある棒が適しています。このしなりの度合いは、棒の素材や製造方法によって異なります。しなりの強い棒は、挙上時に勢いをつけやすく、記録更新を目指す上級者に向いています。一方、力挙げでは、スクワットやベンチプレス、デッドリフトといった種目を行い、高重量を扱うため、棒の変形が少ない剛性の高い棒が求められます。剛性の高い棒は安定感があり、高重量を扱う際に安心感があります。
次に、棒の品質にも注目しましょう。品質の高い棒は、耐久性が高く、長持ちするため、結果的に経済的です。耐久性を判断する基準として、引っ張り強度があります。これは、棒がどれだけの重さに耐えられるかを示す指標です。また、握り部分の加工にも注意が必要です。滑り止めとして施されるローレット加工の質によって、握りやすさが大きく変わります。握りやすい加工が施された棒は、トレーニング中の集中力を高め、安全な挙上を助けます。
最後に、価格も重要な要素です。様々な価格帯の棒が販売されていますが、予算に合わせて適切な棒を選びましょう。無理に高価な棒を購入する必要はありません。初心者の方は、まず練習用の棒から始めて、徐々に競技用の棒にステップアップしていくのが良いでしょう。自分のトレーニングレベルや目的に合った棒を選ぶことで、より効果的なトレーニングを行い、怪我のリスクを減らすことができます。
| 種目 | 特徴 | メリット | その他 |
|---|---|---|---|
| 重量挙げ | しなりのある棒 | 挙上動作を補助、勢いをつけやすい | 上級者向け |
| 力挙げ | 剛性の高い棒 | 安定感、高重量に耐える | スクワット、ベンチプレス、デッドリフト |
| 要素 | 詳細 | メリット |
|---|---|---|
| 品質 | 高い耐久性、引っ張り強度 | 長持ち、経済的 |
| 握り部分 | ローレット加工 | 握りやすい、集中力向上、安全な挙上 |
| 価格 | 予算に合わせて | – |
オリンピックバーの保管方法

重量挙げなどで用いるオリンピックバーは、高価なだけでなく、競技成績にも直結する重要な道具です。そのため、長く使い続けるためには、正しい保管方法を知っておくことが大切です。
まず、使用後は速やかに汗や汚れを乾いた布で丁寧に拭き取りましょう。汗に含まれる塩分や水分は、バーの表面を腐食させる原因となります。特に、握る部分だけでなく、プレートを装着するスリーブ部分は、ベアリングなどが組み込まれており、湿気に非常に弱いため、念入りに拭き取る必要があります。
拭き取り後には、専用のオイルや潤滑剤をスリーブ部分に塗布することをお勧めします。これは、錆の発生を防ぎ、回転を滑らかに保つために重要です。オイルを塗布したら、余分な油分を拭き取り、全体を乾いた状態に保ちましょう。
保管場所は、風通しが良く、湿気が少なく、直射日光が当たらない場所を選びましょう。高温多湿の環境は錆を促進し、直射日光はバーの劣化を早める原因となります。また、急激な温度変化もバーに悪影響を与えるため、空調設備の風が直接当たらない場所を選びましょう。
さらに、保管の際は、バーを地面に直接置くことは避けましょう。地面に置くことで、バーが歪んだり、傷ついたりする可能性があります。専用のラックやスタンドを使用することで、バーを安全に保管し、その形状を維持することができます。ラックやスタンドがない場合は、壁に立てかけたり、清潔なマットの上に置くなどの工夫をしましょう。
これらの手順を踏むことで、オリンピックバーを最適な状態で長期間使用することが可能になります。適切なメンテナンスは、安全なトレーニング環境を確保するためにも重要です。
| 手順 | 詳細 | 理由 |
|---|---|---|
| 使用後の清掃 | 汗や汚れを乾いた布で丁寧に拭き取る。特にスリーブ部分は念入りに。 | 汗に含まれる塩分や水分はバーの表面を腐食させるため。スリーブ部分はベアリングなどが湿気に弱い。 |
| オイルの塗布 | 専用のオイルや潤滑剤をスリーブ部分に塗布し、余分な油分は拭き取る。 | 錆の発生を防ぎ、回転を滑らかに保つため。 |
| 保管場所の選定 | 風通しが良く、湿気が少なく、直射日光が当たらない場所。急激な温度変化も避ける。 | 高温多湿の環境は錆を促進し、直射日光はバーの劣化を早めるため。急激な温度変化も悪影響。 |
| 保管方法 | 地面に直接置かず、専用のラックやスタンド、壁に立てかける、清潔なマットの上に置くなど。 | 地面に置くとバーが歪んだり、傷ついたりする可能性があるため。形状維持のため。 |
まとめ

本格的な重量挙げをする人にとって、オリンピックバーは欠かせない道具です。自分に合ったバーを選ぶことで、安全かつ効果的に練習に取り組むことができます。この記事では、オリンピックバーの種類や選び方、保管方法について詳しく説明します。
まず、オリンピックバーを選ぶ際に最も重要なのは、自分の練習の目的を明確にすることです。例えば、重量挙げ競技を目指す人は、国際重量挙げ連盟(IWF)の規格に準拠したバーを選ぶ必要があります。一方、一般的な筋力トレーニングを行う人は、そこまで厳密な規格を満たす必要はなく、自分の体力や練習内容に合った重さや長さのバーを選ぶと良いでしょう。
オリンピックバーには、様々な種類があります。大きく分けて、男性用、女性用、練習用があります。男性用は直径約4.5cm、重さ20kg、女性用は直径約4cm、重さ15kgが標準です。練習用は、重さや長さが異なる様々な種類があります。材質にも種類があり、一般的には鉄が使われていますが、錆びにくいステンレス製のものもあります。また、表面の加工によっても、滑りにくさや耐久性が異なります。
バーを選ぶ際には、重さや長さだけでなく、グリップの握りやすさや回転の滑らかさも重要な要素です。実際にバーを握ってみて、自分に合ったものかどうかを確認しましょう。
オリンピックバーを長く使うためには、適切な保管方法も大切です。使用後は、汗や汚れを拭き取り、湿気の少ない場所に保管しましょう。また、定期的にベアリング部分に油をさすなど、メンテナンスを行うことで、バーの寿命を延ばすことができます。
自分に合ったオリンピックバーを選び、適切に管理することで、快適で効果的な練習環境を整えることができます。まずは自分の練習目的を明確にし、様々な種類のバーを比較検討してみましょう。そして、定期的な手入れを忘れずに行うことで、バーを長く愛用することができます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 目的 | 重量挙げ競技向け、一般的な筋力トレーニング向けなど |
| 種類 | 男性用(直径約4.5cm、重さ20kg)、女性用(直径約4cm、重さ15kg)、練習用(重さ、長さ様々) |
| 材質 | 鉄、ステンレス |
| 表面加工 | 滑りにくさ、耐久性が異なる |
| 選択基準 | 重さ、長さ、グリップの握りやすさ、回転の滑らかさ |
| 保管方法 | 使用後は汗や汚れを拭き取り、湿気の少ない場所に保管。定期的にベアリング部分に油をさす。 |
